Archive for February 2013

24 February

詩誌『霧笛』第2期第25号




 宮城の詩誌の中で、ほぼ定期的に発行し続けている詩誌は、気仙沼から出ている詩誌『霧笛』と秋亜綺羅氏の季刊『ココア共和国』ぐらいではなかろうか。他に、佐藤洋子氏の『a's』もコンスタントに出てはいる。それで、『a's』29号と『霧笛』第2期第25号が立て続けに贈られてきた。自分は、贈られてきた詩誌は、自宅ではなかなかじっくりと読めない。どこか違う場所で読まないと、アンテナが立たない。それはどうしてかよくわからないが、詩を読む行為は、生活の一切を切り捨てて消さなければならないという感じなのかもしれない。なので、いつも鞄に贈られてきた詩誌を入れて持ち歩き、時間があるときに喫茶店や電車の中で読む。今日も、遠刈田の雪の降りしきる中、人気のない喫茶店で、詩誌『霧笛』第2期第2号を読んでいる。
[Read more of this post]
11:17:46 | tansin | 2 comments | TrackBacks

11 February

個人誌『風都市』第25号



 今年、現代詩手帖で詩誌月評を担当している倉敷の詩人瀬崎祐氏から、個人誌『風都市』第25号が送られてきた。雑誌自体の作りは、パソコンを使って自宅で印刷したとても質素なものであるが、内容は奥深く、詩の持つ魅力に富んだとても期待させてくれる詩誌である。そこで、一作品、一作品を噛みしめながら、流し読みをせずに、余韻というか、その時に感じたものや思いが柔らかく跳ね返ってきて、心に響いてくるように静読している。まだ、最初の瀬崎氏の作品「水の時間・面」を読み続けている最中である。立ち止まりながら、自分を振り返りながら、自分という存在を確かめるよにに・・・・。でも、ここにきて書きたいことが湧いてきたので、中途であるが、書かせていただく。
[Read more of this post]
07:52:59 | tansin | No comments | TrackBacks